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3.2.6 Building BlockアプローチおよびShip Common Model

「Bui1ding Blockアプローチ」とは、以下の要件に対する解決策としてMaritimeプロジェクトで1992年に考案された手法である。(Ref.[3−2.6−1])

表3.2.6−1Bui1ding Blockアプローチの要件と解決策(Ref.[3−2.6−1])

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船という共通なものを対象とする船関係のAPの間では、共通な概念や、互いに参照しあう情報がある。共通な情報定義の再利用や互いの参照を可能とするため、この「Building Blockアプローチ」を用いている。Building Block(以下、BBと略す)はEXPRESS言語で書かれており、各AP作成者が作成し、オーナを定めて、共通のサーバで管理している。
本来、STEPにおいては、UoF単位で再利用する事を想定しており、また、異業種共通の部分は、パート番号40番台のインテグレーテド・ジェネリック・リソースや100番台のインテグレーテド・アプリケーション・リソース、500番台のアプリケーション・インタプリテド・コンストラクト(AlC)などで整備する構想ではあるが、船関係APでBBアプローチを採用しているのは、「船という対象製品に共通なものである」、「UoFは大きすぎて再利用しづらいので、もっと小さな単位にしたい」、「アプリケーション参照モデルでの再利用を実現したい」という主張である。
BBには、「各AP個別」「複数APで共有」「ほとんど全APで共通」という3レベルがある。「Ship Commom Model」とは、「船の製品モデル」という共通のコンテキストで、一般的に参照するBBをまとめたものである。(Ref.[3.2.6−1])
AP216のAIM開発にかなりの工数がかかったこともあり、また、同じ概念が同じAIMに

 

 

 

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